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あなたのリスク許容度は?3分でわかるセルフチェック

投資で損が出たらどれくらい耐えられる?5つの質問に答えるだけで安定型・バランス型・積極型の3タイプに分類。タイプ別おすすめ資産配分とライフイベントごとの見直しタイミングも解説。

リスク許容度 アセットアロケーション NISA 初心者 資産配分

投資を始める前に必ず確認しておきたいのが「リスク許容度」です。投資初心者でも分かるように解説します。リスク許容度とは、「どれくらいの損失なら精神的・経済的に耐えられるか」を示す指標です。この指標を無視して投資すると、暴落時にパニックで売ってしまい、長期投資の恩恵を受けられなくなります。

5問のセルフチェック — あなたはどのタイプ?

以下の5つの質問に直感で答えてください。各質問のA・B・Cに点数を割り当て、合計点でタイプが決まります。

【Q1】100万円を投資して、1ヶ月で20万円(20%)値下がりしたら?

  • A(1点): 怖くなってすぐに売る
  • B(2点): 不安だが、様子を見てしばらく保有する
  • C(3点): むしろ追加で買う良いチャンスと思う

【Q2】今の生活防衛資金(すぐ使えるお金)はどれくらい?

  • A(1点): 生活費1〜2ヶ月分程度しかない
  • B(2点): 生活費3〜6ヶ月分ある
  • C(3点): 生活費6ヶ月分以上ある

【Q3】投資期間はどのくらいを想定している?

  • A(1点): 5年以内に使う可能性がある
  • B(2点): 10〜20年は引き出す予定がない
  • C(3点): 30年以上の長期投資を考えている

【Q4】住宅ローンや教育費などの大きな支出が近くある?

  • A(1点): 3年以内に大きな支出がある
  • B(2点): 5〜10年以内に支出がある
  • C(3点): 当面大きな支出の予定はない

【Q5】投資について今の気持ちは?

  • A(1点): 損が絶対に怖い。元本を守りたい
  • B(2点): ある程度の損は仕方ない。長期でリターンを狙いたい
  • C(3点): 多少の損は気にしない。大きなリターンを狙いたい

スコアと診断結果

  • 5〜8点: 安定型 — 元本重視、リスクを最小化した守りの投資
  • 9〜11点: バランス型 — 中程度のリスクで安定成長を狙う標準的な投資
  • 12〜15点: 積極型 — リスクを取ってリターンを最大化する攻めの投資

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タイプ別おすすめ資産配分

安定型(5〜8点)

元本を守ることを最優先にします。株式比率を抑え、債券・現金の比率を高くします。

  • 株式: 30〜40%(eMAXIS Slim 全世界株式 or バランスファンド)
  • 債券: 40〜50%(eMAXIS Slim 先進国債券)
  • 現金・定期預金: 20〜30%

100万円投資した場合の最大想定下落は-15〜20万円(15〜20%)程度です。この金額を見て「耐えられそう」と感じるなら安定型が合っています。

バランス型(9〜11点)

株式と債券をバランスよく組み合わせ、長期的な資産成長を狙います。NISAの積立投資家に最も多いタイプです。

  • 株式: 60〜70%(eMAXIS Slim 全世界株式 or S&P500)
  • 債券・REIT: 20〜30%(先進国債券・J-REIT等)
  • 現金: 10〜20%

100万円投資した場合の最大想定下落は-20〜30万円(20〜30%)程度。過去の大暴落(2008年リーマンショック)でも株式60%ポートフォリオなら-40%ではなく-25%程度に抑えられます。

積極型(12〜15点)

リターンの最大化を目指して株式に集中投資します。暴落時も動じない精神力と、長期投資できる時間的余裕が前提です。

  • 株式: 90〜100%(全世界株式 + S&P500 + 成長株・テーマ型ETF)
  • 現金: 0〜10%(機動資金として)

積極型で100万円なら最大-30万円の損失を覚悟してください。リーマンショック級の暴落では-50%になる局面もあります。「50万円になっても売らない」と心に決めてから始めましょう。その分、30年後には3〜5倍以上になる可能性があります。

ライフイベント別の見直しタイミング

リスク許容度は固定ではありません。生活状況の変化に合わせて定期的に見直す必要があります。

ライフイベント リスク許容度の変化 見直しポイント
就職・収入増加 やや上昇 積立額増額・株式比率引き上げ検討
結婚 低下(家族の生活費負担増) 生活防衛資金を夫婦分に増額・債券比率引き上げ
子どもの誕生 低下(教育費確保が必要) 教育費用は株式以外で別管理・学資保険検討
住宅購入 大幅低下(ローン負担) ローン返済期間中は保守的な配分に変更
子どもの独立・ローン完済 上昇(支出減少) 積立額増額・老後向けに戦略再設計
定年退職 大幅低下(収入が年金のみに) 株式比率を30〜40%に下げ、取り崩し計画を作成

PFWiseのスコア機能でリスク許容度に合ったPFを確認する

PFWiseでは9つの指標でポートフォリオをスコアリングします。リスク許容度別に注目すべきスコア項目が異なります。

  • 安定型: 「リスク指標」「HHI集中度」を重点確認。特定資産への集中がないかチェック
  • バランス型: 「分散度スコア」「地域配分」を確認。地域・資産クラスのバランスを見る
  • 積極型: 「成長性スコア」「セクター集中度」を確認。テック偏重になっていないかチェック

セルフチェックで「積極型」と診断されても、PFWiseのリスク指標が警告ゾーン(赤)になっている場合は、実際のポートフォリオが過度なリスクを取っているサインです。スコアを参考に配分を調整しましょう。

暴落時に握力を保つために(関連書籍)

リスク許容度の診断は頭で理解するだけでは十分ではなく、暴落時に狼狽売りしない「心理的な握力」が何より重要です。以下の本はその土台になります。

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サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット

モーガン・ハウセル

お金の失敗はほとんどが心理学的な問題。「合理的」より「妥当」な意思決定を重視する姿勢が身につく。リスク許容度を測った後に読むと理解が深まる。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。書籍リンクはAmazonアソシエイトのアフィリエイトリンクです。

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